任天堂はNintendo Switch Online +エキスパンション・パックサービス向けにNintendo 64ゲームに追加される3つの主要機能を発表しましたが、現行Switchユーザーには少し残念なニュースも——うち2つの機能は次世代機「Switch 2」専用となることが判明しました。
新機能にはカスタマイズ可能なボタン配置、ゲームプレイの巻き戻し機能、そして懐かしのCRT(ブラウン管)テレビ風表示効果が含まれます。
ボタンカスタマイズは現行Switchでも利用可能ですが、6月5日発売予定のSwitch 2でなければ全機能を体験できません。この発表を受け、ファンコミュニティではユーモアを交えた不満の声が続出しています。
「単純な画面フィルターのためだけに次世代機が必要だなんて」とあるファンが発表トレーラーにコメント。別のユーザーは「ゲームプレイを巻き戻せるなんて真に革新的な技術だ! Switch 2の量子コンピューティングならではの機能ですね!」と皮肉たっぷりにつぶやきました。
CRTフィルターはSwitch 2だけ?
巻き戻し機能もSwitch 2だけ?
任天堂さん、これどういうことですか? pic.twitter.com/LzOwbz0LUO
任天堂はこれらの機能を名作タイトルで実演——『スーパーマリオ64』と『マリオゴルフ』で巻き戻し機能、『星のカービィ64』でCRTの走査線効果、『スターフォックス64』でコントロールカスタマイズをそれぞれ紹介しました。
6月5日の発売日が近づく中、任天堂はコンソール世代を超えたSwitch Online体験の統合を進めています。早くも実機がネットに流出したものの、期待したファンには残念な結果に——初日アップデートなしでは起動不可能な状態で、著作権保護のためすぐに削除されました。
私たちが先行体験した『マリオカートワールド』は次世代機の潜在能力を十分に示す内容で、最近明らかになった『下位互換性強化』『ディスプレイ同期オプション』『電話番号認証必須のGameChat』などの詳細も判明しています。『予約殺到』の状況にもかかわらず、任天堂アメリカ社長は『休暇シーズン向け充分な在庫』を約束しており、ファンの不満が爆発する事態は避けられそうとの見方です。