マラソンは基本無料モデルではなく、プレミアム価格設定を採用することが決定しました。開発元のBungieがこの決断に至った理由と、今度発売される回収シューティングゲームに近接チャットを実装しない背景について説明します。
マラソン開発最新情報
プレミアム価格設定が正式決定
Bungieはマラソンが基本無料モデルを採用しないことを正式に確認しました。4月13日のゲームプレイ発表会で新トレーラーが公開されたものの、価格詳細は伏せられたため、プレイヤーの間で憶測を呼んでいました。
Joe ZieglerゲームディレクターはFriends Per Secondポッドキャストで方針を明らかにし「ゲームプレイの質が購入に対する正当な理由となると確信している。同時に、シーズン制アップデートを通じて体験を進化させていくが、基本ゲームに追加費用は発生しない」と述べました。
Zieglerディレクターは価格設定に対するプレイヤー期待の多様性を認め「当社のオーディエンスによって価値認識が異なる」と説明。Bungieは後日ソーシャルメディアを通じて、マラソンは定価販売ではないもののプレミアム価格帯となることを正式確認し、詳細な価格は今夏中に発表するとしています。
プレイヤー保護のため近接チャットを除外
現代のマルチプレイヤーゲームで一般的な機能であるにもかかわらず、マラソンは近接チャット機能なしでローンチします。ZieglerディレクターはPC Gamerのインタビューで、良好なプレイヤー体験を維持するという観点から、この機能の潜在的メリットよりも懸念事項が優先されると説明しました。
「我々の最優先事項は安全なゲーム空間の構築です」とZieglerディレクターは強調。「ボイスチャット内の有害行為を防止する信頼性の高い解決策がない現状では、プレイヤー体験を損なうリスクを冒すよりも機能を除外することを選択しました」
同ディレクターは将来の実装可能性については言及し「効果的なモデレーションツールを開発できれば再検討する。現在これは業界全体が取り組んでいる課題だ」と述べました。この決定により、本作の回収シューティングゲームにおいて、プレイヤーは交渉のためのゲーム内ボイスチャンネルを利用できません。
マラソンは2025年9月23日にPlayStation 5、Xbox Series X|S、PC向けに発売予定です。ゲーム開発に関する継続的な最新情報については、下記の最新記事をご確認ください。